無事に統計検定準1級に受かりました。
しかも成績優秀者評価Aでの合格。
評価Sを取れなかったのは悔しいですが、勉強不足ということで1級に向けて切り替えていきます。
準1級受かるまでに勉強してきたことを紹介します。
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ちなみに、私は理学部卒であり数学に苦手意識を持ったことはないです。
目次
勉強法
昨年の9月ごろより統計学の勉強を開始しています。
いつ業務でAIやアナリティクスが必要になってもいいようにという動機でしたので、当初は統計検定はあまり意識していなかったです。
2級ぐらい取れればいいや、との感覚でしたがCBTでいつでも受けられると思い、ずるずると来てしまい、結局受けずじまいでした。
最初の3か月ぐらいは明解演習数理統計で問題を解きながら、わからないところを「岩波書店 確率・統計入門」やインターネットで調べていました。
その後、赤本が評判よかったので2回ほど通読、基礎はここらへんで固まったと思います。
そして入門・演習数理統計を解いてこのブログで解答を公開し始めました。時間はかかりましたが再度問題を解く際に参照できるので便利です。
検定2か月ぐらい前に過去問を解いてみて、試験範囲が思ったよりも多岐にわたることが判明したので、勉強方法を過去問中心に切り替えました。
準1級の過去問はまだ量が少ないので2級の過去問も解きました。
時間計りながら解いて、間違えたところを念入りに復習。結果的に各年度2回ほど解きました。
過去問を解いていて最低限覚えないといけない式は暗記ペーパーを作って覚えました。
なお準1級の過去問で、関数電卓の持ち込みが許可されていた時代の問題は、現在持ち込み可能な電卓では解けないものもあります。
過去問にこの時代は関数電卓OKであったと記載しておいてほしいです。
以下に、使った教科書・参考書・問題集を紹介します。参考にしてください。
教科書・参考書編
東京大学教養学部統計学教室編 基礎統計学I「統計学入門」
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統計学入門 (基礎統計学) [ 東京大学 ]
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おススメ度:★★★★★
言わずと知れた統計学の赤本ですね。
とにかくこの本の内容がわからなきゃ準1級はおろか2級も厳しいのではないかと思います。
演習問題は解いていません。
通勤途中などに用語・考え方を中心に読み込みました。
2周ぐらいは最初の章から順番に読んで、そのあとは辞書代わりに使っていました。
岩波書店 確率・統計入門
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確率・統計入門 [ 小針あき宏 ]
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おススメ度:★★☆☆☆
最初は家にあったこの本で勉強を始めました。
例題も多く勉強しやすそうに思えたのですが、扱っている内容が理論側に特化しているきらいがあり、飽きちゃいました。
東京大学教養学部統計学教室編 基礎統計学II「人文・社会科学の統計学」
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人文・社会科学の統計学 (基礎統計学) [ 東京大学 ]
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おススメ度:★★★☆☆
緑本です。
赤本、青本ほどは評判は高くないですがこの本でしか触れられていないことは多く、特に準1級で頻出のダービン・ワトソンの統計量の勉強には欠かせないです。
通読はしておらず、問題を解いて理解が足りない部分の勉強に必要な部分のみ読みました。
東京大学教養学部統計学教室編 基礎統計学III「自然科学の統計学」
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自然科学の統計学 (基礎統計学) [ 東京大学 ]
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おススメ度:★★★★☆
青本です。
赤本の後に読むつもりでしたが、内容が高度なため通勤中に読んで理解というわけにはいかず、紙と鉛筆を使って手を動かさなきゃ厳しいと感じて、結局通読はできていません。
必要なトピックを拾って読んで、理解してという感じで勉強しました。
赤・緑・青と揃えましたがこの本だけあればとりあえず数理統計的な部分は他の本はいらないと思います。
ただ、数学が苦手な人がこれを読むのはきついだろうなと思います。
共立出版 数理統計学の基礎
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数理統計学の基礎 [ 野田一雄 ]
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おススメ度:★★☆☆☆
理論的に数理統計を学びたい方にはお勧めですが、誤植が多いのに加えて他の書籍とは違う記法を使っていたりという点では評価できないです。
同じ著者による入門・演習 数理統計は勉強しやすいのですが。
他の本にではあまり触れられていない特性関数も扱っています。
私が購入した2018年1月ごろは欠品が続いており、中古本をやっと手に入れたのですが、今は普通に買えるようです。
問題集編
共立出版 明解演習数理統計
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明解演習数理統計 [ 小寺平治 ]
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おススメ度:★★★★☆
統計検定2級レベルであればこの本でばっちりです。
誤植はそれなりに多いのですが、気づいたところはこちらで記事にしていますので参考にしてください。
昨年末ごろに3か月ぐらいかけて1週しました。そのため、統計検定に直接役立ったかどうかはわからないですが鈍っていた数学的な思考のリハビリにはよかったです。
準1級の試験範囲全てをカバーできていないので別途勉強する必要があります。
培風館 統計学演習
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統計学演習 [ 村上正康 ]
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おススメ度:★★☆☆☆
大学時代に使っていたのか本棚にあった本です。
最初の記述統計に近いような部分は参考になりましたが、それ以降は明解演習に集中したかったのでやっていません。
共立出版 入門・演習数理統計
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入門・演習数理統計 [ 野田一雄 ]
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おススメ度:★★★☆☆
これを解いてもすぐに点に結び付くわけではないと思います。
私は基礎から着実にやりたかったので頑張って解いています。
(が、統計検定の日程が迫っていたのでペンディング中)
この厚さの問題集をやっても試験範囲が網羅できないとは、統計学の奥深さを物語っていますね。