ex4.5.1 r次の標本積率が母集団のr次の積率に確率収束することの証明

はじめに

「入門・演習 数理統計」の演習問題の自作解答を紹介します。

[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

入門・演習数理統計 [ 野田一雄 ]
価格:3780円(税込、送料無料) (2018/4/3時点)



間違い等発見されましたらご指摘ください。
他の解答はこちらから。
なお、問題文は(必要がない限り)掲載しておりません。テキストを横に置いてご覧ください。

また、スマートフォン等では数式が画面からはみ出る場合があります。数式部分は横スクロールできます。



スポンサーリンク


$\newcommand{\lnl}{\\[8pt]}$ $\newcommand{\Lnl}{\\[18pt]}$ $\newcommand{\delt}{\mathrm{d}}$ $\newcommand{\comb}{\mathrm{C}}$ $\DeclareMathOperator*{\ssum}{\Sigma}$ $\DeclareMathOperator*{\sprod}{\Pi}$

ex4.5.1

$r$次の標本積率$M_r$は,

\begin{align}
M_r = \frac{1}{n}\sum_{i=1}^n {X_i}^r
\end{align}

であり,母集団分布の$r$次の積率は,$E(X^r)$である.

$Y = X^r$とし, 各$X_i$に対して$Y_i = {X_i}^r$とすると,

\begin{align}
M_r &= \overline{Y_n}\\
E(X^r) &= E(Y)
\end{align}

となる.

ヒンチンの大数の法則により,

\begin{align}
\overline{Y_n} \xrightarrow{P} E(Y)
\end{align}

となる.これはつまり,
\begin{align}
\overline{M_r} \xrightarrow{P} E(X^r)
\end{align}

であることを表しているので題意が示された.